2013年5月10日金曜日

レーザカッターによるカード製作




凹凸付きカードのつくりかた

レーザーカッターで、「凹凸」があるカードを簡単に作る方法を紹介。
ただ、紙はとても燃えやすいので自己責任で!

材料:

  • 250g/m2の秤量A4用紙(レーザープリンタで印刷可能なタイプ)

機材:

  • カラーレーザープリンタ
  • レーザーカッター
  • Illustrator

手順:

  1. 図面作成:イラストレータにより、カードの模様、外形線、削り面を指定したファイルを製作(添付ファイル参照)
  2. レーザーカッター設定:ベクターモードで外形線を切れるパワーとスピードを、ラスターモードで紙の厚みが半分ぐらいになるように試行錯誤を。
  3. A4の厚紙をカラープリンタの手差しに挿入
  4. プリンタの用紙設定で、手差しを選択し、なるべく厚い用紙を指定
  5. カードの模様側のファイル(サンプルはイラレ標準の模様)などを使って裏面を印刷
  6. 文字側のファイルを読み込み、模様のレイヤーだけを選択しカラープリンタで用紙を裏返して手差しトレイに置き、表面を印刷
  7. プリンタをレーザーカッターに変更し、印刷モードをラスター、ベクター混合モードに設定。(線が極細の時だけベクターとして認識される)
  8. 外形線と白黒の削り面の2つのレイヤーを選択しレーザーカッターに出力

 注意点:

  1. 必ず外形線が最後になるようにしないと途中で切り離されてしまう。
  2. 35W機でRaster: speed 50%, power 60%. Vector: speed:36%, power 50%, pulse 2500Hzでうまく行ったと記録には書かれているが、機種によっても違うので注意が必要。
  3. 焦げ目がつかないところを探すのが良い。
  4. 紙はとても燃えやすいので空気を流しながら、ずっと目視で確認しながら作ること。
カードの模様側
カードの文字側

Vaio-P VGN-P91NSをWindows7にアップグレード

Vaio-PをWindows-XPからWindows7へ


最近Vaio-P(VGN-P91NS)のWindows7へのアップグレードCDが発掘された。
Windows-XPでなんの不満もなかったが、時期が時期だけにWin7へアップグレードしてみた。

準備した物

  1. Windows7 Professional及びドライバDVD3枚組を発掘(購入時についてきた?)
  2.  Vaio-Pからブート可能なDVDドライブ(私はなにも持っていなかったのでPioneer-Brulayドライブを8000円で購入)
  3. Windows Vista Vaio-P用インストールDVDセット(SONYのwebから今でも5150円で購入可)
  4. 4G USBメモリ(普通は要らない)

手順について 

  1. Windows7のドライバインストールではWindowsVistaのリカバリー領域が必要なため、工場出荷時の状態に初期化をおこなう。
  2. Windows7のDVDにてブートしてインストールを進めるが、ブートの瞬間だけ不安定でインストールが中断。USBポートを2個とも指すとちょっと安定するが、断念。
  3. Vaio-PはUSBメモリブートができるようなので、他のWindows7マシンにてブート可能なWindows7インストールメディアを作るはめに。但し、UEFIブートのWin7 64bit版上では作れず、古いBIOSブートしているWindows7マシンにて作業をおこない、無事USBメモリにコピー完了。
  4. Windows7をインストールし、その後ドライバのインストール。2時間以上かかった。
  5. ウイルスチェックソフトAVASTとFirefoxを入れ、画面をクラッシックに切り替えた。
  6. 後日、Windows updateをはじめてみたが、142個のアップデートがあり、6時間たったところで、終了。

感想

遅すぎるということはない。皆さんがすでに体験している通り、XPよりちょっと遅いぐらい。
マイコン開発や、出先でメール受信ぐらいなら問題無い感じ。

ただ、DVDドライブが動作不安定なのと、ブート可能なUSBを作るのに時間がかかった。
結局週末2日をマルマル消費してしまった。そこまで必要かは謎。