2017年3月23日木曜日

DCACインバータについて

webを見ていたら、3000円弱で、100V120WのACインバーターが販売されていた。
早速購入し、構成を確認。


マイコン等は一切入っていなく、PWM制御用ICとOPAMPぐらいしか見当たらない。
DC12VからDC140V(と思われる)ところまで、TL494+MOSFET利用。
DC140VからACへはNchMOSFET4個のブリッジで疑似正弦波を作っているようだ。
ちなみに元の50HzはLM358で正弦波発振を行っているとしか思えない。

使っているICがどれも古いので、昔どこかで設計された回路をそのまま、
チップ部品に置き換えて小さくしている感じ。
特にDCDCのトランスは大きく、発振周波数はとても低いと予想される。

それでも、ケースは結構小さく作られており、使いやすい形状には仕上がっている。
これで、3000円で販売できるとはすごいと思う。
在りし日の日本で同じ部品を集めて、販売すると仮定すると、12800円か?