2017年7月23日日曜日

リフロー用ヒーター購入



はじめに

リフローをしたくなったので、自分でオーブンを改造して遊ぼうと思っていた。
しかし、制御基板を自分で作って楽しむほどの時間も無いし、switch-scienceで買っても数千円、それにオーブンと熱電対温度計を買ってくると、1万円を超えてしまう。
 どうしようかと考えていた矢先、amazonを眺めていると、写真の機器が2万円台で販売されているのを発見。リフロー用ヒータと書かれていて、温度制御もできると書かれている。

まあ、動かなくても、温度計、ヒータとケースが使えると考えて購入してみた。

動作テスト

とりあえず、なにも入れずに動作テスト。結果としては動く。

温度プロファイルが最初から8種類ほど付いていて、私はPb入りで付ける予定だったので、それに合わせて動作開始。赤外線温度計で温度を測ると100度ぐらいまでは表示と計測値が大して変わらないので、問題なさそう。その後220度ぐらいまで上がって、その後はファン場回り出して、徐々に温度が下がってきた。7分間で作業終了。

半田付け準備

実際に基板が無いと遊べないので、基板を準備。折角なので、足が外にでていないICを選択。いざ実験してみようとクリーム半田を買うため秋葉原に行ってみたが、在庫が無く、実験は延期。一般的に売られていないとは知らなかった。サンハヤトのクリーム半田を取り急ぎ発注し到着を待った。

実験

クリーム半田を基板に載せ、ICをそっと置く。その後、ヒータに入れて7分間待つ。
しかし残念ながら付けたICは動作せず。ICを横から見ると浮き上がって、触っていない端子も有りそうな気配。ただ、どうしようも無いので、温風ヒータで剥がしてみたのが以下の写真。

このように、半田が多すぎ、横とブリッジしているところもあり、量もマチマチ。
そこを考えて、再度挑戦してみたところ、とりあえずは接触して動作する基板が完成。

これから

今回はIC一つだけを載せてみたが、次回は他の部品も一緒に載せてしまいたい。
そのためにはステンシルを準備しないといけないので、次回の基板発注時には同時にステンシルも作ってもらう予定である。